鹿児島で多汗症の治療を検討している方の中には、「どのクリニックを選べばよいのか」「信頼できる医師に診てもらいたい」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
多汗症は、日常生活に大きな影響を与える症状であり、適切な治療を受けることで症状の改善が期待できます。しかし、治療方法にはさまざまな選択肢があり、どれが自分に合っているのか判断するのは難しいものです。
この記事では、多汗症の原因や症状、主な治療法について詳しく解説するとともに、鹿児島で信頼できる名医の探し方についてご紹介します。多汗症をお悩みの方は是非最後までお読みください。
鹿児島で多汗症治療を受けるなら?名医の探し方

多汗症の治療を受ける際には、クリニックや医師の選び方が重要になります。適切な治療を受けることで、発汗の悩みを軽減し、快適な生活を取り戻すことができます。しかし、どの美容外科を選べばよいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。ここでは、鹿児島で多汗症治療を受ける際に信頼できる名医を探すポイントを解説します。
名医の条件とは?

多汗症の治療を担当する医師を選ぶ際には、以下のようなポイントに注目するとよいでしょう。
- 多汗症治療の実績が豊富であること
- カウンセリングが丁寧であること
- 最新の治療法を導入していること
多汗症の治療を受ける際は、実績が豊富な医師を選ぶことが重要です。塗り薬やボツリヌストキシン注射、ミラドライ、外科手術など治療法は多岐にわたり、症例経験が豊富な医師ほど適切な治療を提案できます。また、カウンセリングが丁寧で、それぞれの不安に寄り添いながらメリットだけでなくリスクも正直に説明してくれる医師が理想的です。さらに、最新の治療法を導入しているクリニックであれば、より自分に合った治療を選びやすくなります。
信頼できる美容外科の特徴

多汗症の治療を行う美容外科を選ぶ際には、以下のポイントをチェックするとよいでしょう。
- 治療実績が豊富であること
- カウンセリングやアフターケアが充実していること
- 口コミや評判が良いこと
多汗症の治療を受ける際は、美容外科の実績や実際の利用者の声を確認することが大切です。公式サイトや口コミをチェックし、症例数が豊富な美容外科を選ぶことで、精度の高い治療を受けやすくなります。また、治療前後の症例写真が掲載されていれば、施術の効果を具体的にイメージしやすく安心です。さらに、カウンセリングやアフターケアが充実しているかも重要なポイントで、特にボツリヌストキシン注射やミラドライでは定期的なフォローが欠かせません。
多汗症とは?原因と症状について

多汗症とは、通常の発汗量を大きく超えて汗をかく症状を指します。暑い環境や運動時にかく汗とは異なり、過剰な発汗が起こることが特徴です。手のひらや足の裏、脇の下、顔など特定の部位に多くの汗をかくケースもあれば、全身に汗をかくケースもあります。
まずは多汗症の種類や特徴、日常生活への影響について詳しくご紹介します。
多汗症の種類と特徴

多汗症は、大きく分けて「原発性多汗症」と「続発性多汗症」の2種類に分類されます。それぞれの特徴を理解することで、自分の症状に合った治療法を選びやすくなります。
原発性多汗症
原発性多汗症は、特定の原因が明確ではなく、遺伝的な要因や自律神経の働きが関係していると考えられています。幼少期から思春期にかけて発症することが多く、手のひら、足の裏、脇の下、顔など特定の部位に過剰な発汗が見られます。特に精神的な緊張やストレスによって発汗量が増えることが特徴です。
続発性多汗症
続発性多汗症は、病気や薬の副作用が原因で発汗が異常に増えるタイプです。成人してから突然発症することが多く、全身の広い範囲で発汗が見られるのが特徴です。
続発性多汗症の場合は、根本的な原因を治療することが重要です。多汗症そのものの治療と並行して、基礎疾患の治療を進めることで、発汗の改善が期待できます。
多汗症による日常生活への影響
多汗症は、単に汗をかきやすいというだけでなく、日常生活にさまざまな支障をきたすことがあります。特に手のひらや脇の下、足の裏など特定の部位に過剰な発汗が見られる場合、仕事や人間関係、自信の喪失など精神的な影響を受けることも少なくありません。
仕事や勉強への影響
多汗症の方は、書類やノートが汗で濡れてしまったり、パソコンのキーボードが湿ってしまったりすることがあります。特に、手汗がひどい場合は、紙がよれてしまうため、筆記作業が困難になることもあります。また、接客業や営業職の方にとっては、握手をする場面で相手に不快な思いをさせるのではないかと不安になり、自信を持ってコミュニケーションを取ることが難しくなることもあります。
人間関係や対人ストレス
多汗症は見た目にも影響を与えることがあり、特に脇汗が目立つと、他人の視線が気になってしまうことがあります。汗ジミができるのを恐れて、特定の色や素材の服を避けるようになり、ファッションの選択肢が狭まることもあります。また、足の裏に多汗がある場合、靴の中が蒸れて悪臭の原因になることがあり、周囲に気づかれるのではないかと不安を感じる方も少なくありません。
こうしたストレスが積み重なることで、人と会うこと自体が苦痛になり、積極的な行動を避けるようになることもあります。結果として、人間関係が消極的になり、仕事やプライベートにも悪影響を及ぼすことがあります。
多汗症の主な治療法とその特徴
多汗症の治療には、症状の程度や発汗する部位に応じてさまざまな方法があります。治療法は大きく分けて、薬物療法、注射、手術、機器を用いた治療の4種類に分類されます。それぞれの治療法の特徴を理解し、自分に合った方法を選ぶことが大切です。ここからは多汗症の主な治療法について詳しくご紹介します。
塗り薬
多汗症の治療の中でも、比較的手軽に始められるのが塗り薬による治療です。主に「塩化アルミニウム液」などの外用薬が使用され、発汗を抑える効果が期待できます。特に軽度から中程度の多汗症の方に適しており、手のひら、足の裏、脇の下などの局所的な発汗をコントロールするのに役立ちます。
ボツリヌストキシン注射
特に脇の下や手のひら、足の裏などの局所的な多汗症に効果的で、比較的手軽に発汗を抑えられることから、多くの人に選ばれている治療法です。
ボツリヌストキシンとは、ボツリヌス菌が産生する神経毒素を利用した薬剤です。この成分を発汗が多い部位に注射すると、汗腺に指令を送る神経伝達を一時的にブロックし、過剰な発汗を抑えることができます。汗腺自体を破壊するわけではなく、神経の働きを抑制することで効果を発揮します。
皮弁法
皮弁法は、多汗症の中でも特に重度の腋窩多汗症(脇の下の多汗症)に対して行われる外科的治療法の一つです。発汗の原因となる汗腺を直接取り除くことで、半永久的な効果が期待できる治療法です。
皮弁法では、脇の下の皮膚を一部切開し、その下にあるエクリン汗腺とアポクリン汗腺を物理的に除去します。汗腺が取り除かれることで発汗が大幅に減少し、治療後は長期間にわたって汗の量を抑えることができます。
この手術は局所麻酔で行われることが一般的で、施術時間は約1時間程度です。切開した部分の皮膚は縫合し、数週間後に抜糸を行います。手術後のダウンタイムが必要ですが、発汗の根本的な解決を目指せます。
ミラドライ

ミラドライは、切開を伴わずに多汗症を治療できる最新の治療法の一つです。特に、外科手術に抵抗がある方や、ダウンタイムをできるだけ短くしたい方に適した治療法です。
ミラドライは、専用の機器を使用して脇の下の汗腺にマイクロ波を照射し、熱エネルギーによって汗腺を破壊します。汗腺は一度破壊されると再生しないため、治療効果が長期間持続します。ボツリヌストキシン注射のように定期的な施術が必要なく、半永久的な発汗抑制が可能とされています。
治療は局所麻酔を施したうえで行われ、施術時間は片脇で約30〜40分程度です。手術ではないため、治療後すぐに日常生活に戻ることができますが、施術直後は腫れやむくみが生じることがあります。
鹿児島で多汗症治療を受けるなら春山クリニックへ

多汗症の治療を検討する際、どの美容外科を選ぶかは非常に重要です。近年、美容クリニックの数が増加する一方で、医師の技術や知識にばらつきが生じているのも事実です。「春山クリニック」では、形成外科専門医が担当し、全身の血管・神経・筋肉の構造を熟知したうえで治療を行うため、安全かつ質の高い医療を提供しています。多汗症治療においても、適切な診断と最適な治療プランを提案し、合併症のリスクを最小限に抑えることを重視しています。
また、「春山クリニック」では、一人ひとりの悩みや希望に寄り添った治療を大切にしています。ただ汗を抑えるだけでなく、その先にある「どのような生活を送りたいか」といった目標を共有し、最適な治療法を一緒に考えていきます。さらに、無理な勧誘や医療ローンの提案は一切行わず、患者様が納得したうえで治療を受けられる環境を整えています。
初めて美容外科を訪れる方にも安心して相談していただけるよう、専属の熟練カウンセラーによる無料カウンセリングを毎日受け付けています。鹿児島で多汗症の治療を検討されている方は、ぜひ一度「春山クリニック」へご相談ください。
<このページの監修医>
春山 勝紀(はるやま かつのり)

<資格>
日本形成外科学会専門医
日本美容外科学会正会員(JSAPS)
日本創傷外科学会専門医
日本褥瘡学会会員
血管腫・血管奇形学会会員
日本乳房オンコプラスティンクサージャリー学会会員
日本マイクロサージャリー学会会員
九州手外科研究会会員
日本コスメティック協会認定スキンケアマイスター
ボトックスビスタ・ジュビダームビスタ・
ジュビダームビスタボリューマ受講終了
<経歴>
2005年 福岡大学医学部卒業、福岡大学医学部形成外科入局
2006年 済生会下関総合病院 形成外科
2008年 南川整形外科病院 手の外科外傷センター
2012年 都城市郡医師会病院 形成外科部長
2013年 福岡白十字病院 形成外科部長
2014年 今給黎総合病院 形成外科医長、鹿児島医療技術専門学校非常勤講師
2017年 春山クリニック開院