ほくろ除去

ほくろとは

メラニン色素を生成するメラノサイトが変化して集まった細胞の塊であり、メラニンを過剰に生成することで発生します。主な原因は紫外線、生活習慣の乱れ、加齢、体質などです。

ほくろのように見えても、進行が早い場合や形がいびつな場合は、悪性の可能性もあるため、専門である皮膚科や形成外科での診断がお勧めです。

ほくろの治療法

 

治療法は大きく分けて二つあります。

小さくて、色が薄いホクロは深さが浅いため、傷跡が残りにくいレーザーによる治療がお勧めです。

治療は局所麻酔をして、20分ほどで終わります。治療後2週間程テープで保護して頂くと治ります。治療後3~6か月程で赤みや少しの凹みは改善し、傷跡はほとんど目立たなくなります。

 

サイズが大きいまたは色の濃いホクロは、深くまで細胞が達している場合が多く、レーザーでは取り切れない可能性が高いため切除がお勧めです。

治療は局所麻酔を行い個数によりますが30~60分ほどで終わります。治療後1週間は糸がついており、軟膏とガーゼによる処置をして頂きます。傷跡はゼロにはなりませんが、形成外科では中縫いやテーピングを行う事で、幅の広がりを抑える工夫をします。それにより細く治すことができれば限りなく目立たなくする事が可能になります。

 

手術方法 メリット デメリット
切除 傷が1週間で治る

 

再発がない

線状の傷跡になる
レーザー

傷跡が点状になる

浅いと跡は残りにくい

治癒まで1週間以上かかることもある

 

深いとへこみや再発の可能性

 

治療例

メスでの切除